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ブログ 活動報告

ケニアトレーニングキャンプ54日目 スポーツのルール/子犬

2018年3月3日

2018年3月2日(金)、6時起床。前日のWBC世界バンタム級タイトルマッチ、山中慎介VSルイス・ネリの結果(山中選手の2回TKO負け)のモヤモヤしたやりきれない思いは消えていない。ということで早速書いていこう。

スポーツのルール〜ボクシング編〜

スポーツとはルールが大前提として守られているから成立するのであって、興行が優先されるようではボクシングの価値そのものが下がる。

例えば、ウサイン・ボルト選手が優勝するところが観たい。記録を出すところを観たい。という思いを持っている観客が多数を占めていたとしても、フライングをすれば失格である。
(現に世界選手権の100mでそれは起きた)

サッカーではファウルの判定、野球ではストライクゾーン・アウトorセーフの判定などで微妙な時もあるが、これは審判は不完全という前提があるから成り立っていると考えている。
サッカーや野球に限らず他競技を含め、最近では最新機器を駆使して審判の目の行き届いていないところを正確に把握する術も出てきているが、本来スポーツではあやふやなところは極力なくす努力をすべきだと思っている。
何故なら、選手は試合に向けて厳しいトレーニングを積み重ね努力をしている。それがルールではなくその時の運や審判の力量で結果を左右されたら、たまったものではないと思う。

と、他の競技でも改善の余地はあると考えているが、今回のボクシングの件は次元が違う。
ルイス・ネリが計量(バンタム級はリミットが53.5kg)で55.8kg、プラス2.3kgオーバーで1回目を失敗。2回目(2時間の猶予後)も1.3kgオーバーで失格となり王座剥奪。
しかし当日の体重に規定(58kg)を設けて試合を開催することが決定された。また、前日計量から皆増量することが通常であるからか、それも考慮された当日の体重の規定となっていた。

意味が分からない。
ボクシングは階級別で試合をするスポーツである。
フライ級とヘビー級が試合をすることはありえない。これは極端で、ここまで大きな階級の開きだけでなく、1つ階級(約2kg〜)が違えばパワーも違うし大きなハンデとなる。よって細かく階級が分かれているのが、対人競技でもある格闘技のルールだ。
またルールにより失格となり、王座剥奪になっているにも関わらず、
「山中選手が勝てば王座獲得、ネリが勝っても無効。」
という謎の臨時ルールにより試合を開催することになった。(これまでにこのケースは何度もある)
そもそもタイトルマッチでどちらかが王座となる試合の場合、相手が失格になればそのまま王座獲得で良いのではないだろうか?
または、臨時の措置として暫定王者とし、別の挑戦者とタイトルマッチで試合をする。
これならスポーツとして筋が通っているだろう。

選手ではなく競技でもなく、興行を優先する。
これはあってはならないことだと思う。

テレビ放映が決定しており、中止にできないなど様々な要因があるのだろう。しかし、それは契約時に計量失敗の場合の損害賠償・違約金などを設定するのが必要であり、試合中止の損害はしっかりと陣営に然るべき対処をしてもらう。

これをせずに、試合を開催するということは、スポーツを行なっているわけでなく、単に選手がショーをさせられているということになる。
ルールは公平性や安全を確保するためにある。ましてやボクシングは対人競技で事故のリスクも高い。
同じ階級ですらリスクがあるのに、階級が違ってハンデがあれば更にリスクは増すことになり、最早スポーツとして成立しない。

ボクシングは一刻も早く、これらの問題を解決するために動くべきだ。

と、大のボクシングファンである私の怒りでした。

EASY to MODERATE RUN
-マラソン 陸上 長距離走 トレーニング ケニア- 

本日の朝走っていると、後半1匹の子犬が合流。1kmほどついてきて、少し離れると鳴く。そして後ろを見て私がペースを落とすとまたついてくる。しかし途中で疲れて犬は走れなくなり、私に向かって鳴き続ける。

どこから来たかは分からないが、痩せていてあまり食事を食べていない様子。私の足にくっついて来て離れない。
見捨てれなかった・・・
途中でバイクタクシーを見つけ子犬をアパート近くまで連れていってもらうようにお願いする。
そして私はまた走り出す。

トレーニング終了。
アパート近くでバイクタクシーの運転手が待っていた。
犬を連れて行き、食事をどうしようかとEdwinに聞いたらウガリを食べるということで、ウガリをあげた。
するとものすごい勢いで食べる。

しかしケニアでは犬はあまり好かれていない。
子犬が動き回って勝手に家に入ったりすると、首を掴まれて外に放り投げられた・・・
狂犬病のリスクもあるため、確かに完全に安全ではない。
しかし、ケニア人の皆が助け合う習慣とは違った一面を見た。

午後にはギタヒさんがまた来てくれて、一緒にランチを食べていろんな話をした。
久しぶりに日本語で話をした。笑

ギタヒさんが帰ってから、私はイテンの町へ。
水や食べ物をあげようとすると、放っておいたほうがいいとEdwinやズベダに言われるので、こっそりとタオルを買いに。今日も雨で寒いから心配なのだ。

そして帰って来てダンボールで風除けをして、そこにタオルを4枚ひいて臨時の小屋が完成。
そして夕食後、こっそりと残してあったものをあげた。

とりあえず病院に連れていってワクチンを打たせないと。
アパートのメンバーが増えました。

ケニアの高地トレーニングを都心で行うことを可能とした「低酸素RUN」
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